外資系経営人材開発コンサルが教える役員になる課長の仕事力
(著:綱島邦夫/日本能率協会マネジメントセンター)を読んでみたら
数年前に読んだものを読み返してみた。技術職ではあったが、マネジメントにも興味があり当時買ったが、今読み返してかなり反省する所がある、「無駄な会議をやめる」、「定時に帰る」、「資料をつくらない」、など一度は聞いたことがるのではないでしょうか? しかし、今読み返すと、当時では感じられなかった事を感じることができました。
役員になる課長ニャンか?
今日もよろしく!課長になったら何を準備するのか?
この本で学べること:役員をめざす人の習慣
①課長の力を上げるスキル・・・4つの必要条件
②組織マネジメン力を上げるスキル・・・4つの十分条件
③これからのビジネスに備える・・・今後のヒント
役員を目指すニャンか!
会社での出世では、やはり役員まで上り詰めるのが憧れになります。
①課長の力:4つの必要条件
ひとつひとつ、ちょっとでもやるニャン!
そうだね ねこぱん!
能率へのこだわり
これは、よく聞くとこかもしれません。 例えば、①会議を半減する、②無駄な資料をつくらない、③定時に帰るの3つの習慣ですが、どれもできていない私が恥ずかしいです。
会社では、①やたら会議が多く⇒②その会議に必要だから資料を作り⇒③つくる資料が多いので定時で帰れない!! これは、もう致命的にヤバイ! すべての習慣の元は、無駄な会議をなくせ!!と叫びたい。
現在、経営者として活躍されている方々が若手時代に行っていた共通項目が、「能率」と「生産性」
役員になる課長の仕事力 P35(著:綱島邦夫/日本能率協会マネジメントセンター) ISBN 978-4-8207-1932-8 (¥1600E)
能率と生産性を考えるニャン!
蟻の目:分析思考
これは、そのまま、アリになった感じで、小さい事をしっかり見る! ①真因をみる ②ワイワイ、ガヤガヤ ③仮説をたてるの習慣です。
これは、技術職では、結構鍛えられます。たとえば、なにか不具合が出た場合、①真因を探る、なぜなぜ分析と ⇒②近くの同僚と技術意見交換⇒③仮説をたてて検証 等と繰り返しますので、分析思考を私は鍛えてこれた事がよかったかな。
蟻の目には大切だけど、蟻の目ばかりでは、近くしかみえないので 次は鷹の目
鷹の眼:概念思考
鷹の目とあるが、良く言われるのは、俯瞰すること、高い所から見渡す俯瞰力、これが重要だと常々思う。アリの目では、近くばかり目がいって、全体、周りを見渡すことが疎かになりがちです。
鷹の目を養うには、ざまざまな知識を入れるしかないと、本書では、①ワールドニュース ②年間200冊読書 ③異業種との人脈 あげられいるが、要するに、広い知識を身につければいい事、多様性がここでも重要
以前紹介した。多様性の科学をよかったらどうぞ↓
俯瞰することは大切ニャン!
良いチームをつくる
良いチームをつくる、作りたいけど、どうするの?良いチームとはなに? この本で定義は、定義することがとても重要です。
チームとは、「異なる能力、経験をもつ多様な人々が、明確な目標の達成のために、一定の期間、協力する状態」を意味します。
役員になる課長の仕事力 P88(著:綱島邦夫/日本能率協会マネジメントセンター) ISBN 978-4-8207-1932-8 (¥1600E)
組織は、今までみてきましたので、ものすごく分かります。でもどうやてと、他のマネジメン関連を読みました。その中では、心理的安全性が重要
前に最高のチームの作り方の紹介しましたのでよかったらどうぞ↓
組織づくり、リーダーシップはとても重要で必要!!
②組織マネジメン力:4つの十分条件
この章は、まだ、課長には早いらしく、実際の経営リーダーに向けて書いてあることで、ます先取りして、課長から準備しておく、さきにちょっと次の世界を覗く感じになります。
4つの十分条件として、「組織能力」「個々人の能力」「業務プロセス」「組織活力」があげられています。
なんだか難しいそうニャン
大丈夫! 少しずつ 少しずつ、次の世界をみていこう!
組織能力:成功を持続させる力
組織能力とはなんなんだろうか? ここでは、「グローバル・マトリックス組織運営」について書かれいますが、書いてある事は分かるが、では実際にどうするの? 生産性の向上のしくみを作る事です。
しくみと「言うは易く、行うは難し」ニャン!
そうだね、多分、近道が少なく、常に考える事、実行する事で少しでも近づくことが必要ではないかと思いました。
個々人の力量を強くする
つよいチームには、優秀なプレイヤーがいますで、やはり、個々の能力の向上は必要になります。基礎力として3つ、①意志力 ②構想力 ③リーダーシップ力 では実際にどうするのか?
ひとつの答えは、環境を変化させ、新しい体験行動に身を置くこと、一人で一連のビジネスプロセスを置く身にする事、例えば、地方へ移動、子会社へ出向などは、チャンスと捉えることができます。
副業などもいいかも思いました。一人で稼ぐ事の中で、さまざまな苦労がありますが、そこで、意思力、構想力、リーダーシップ力の向上を目指す。もちろん必要な知識は出来る限り集めますが、もちろん失敗するかもしれませんが、大きな学びの成長のチャンスだと思います。
変化に身をおくことが大切ニャンね!
業務プロセス
能率向上する仕組みとして、業務プロセス、とても大切なのは分かりますが、透明のあるマネジメンプロセスを提唱しています。今後、グローバル化において属人的な組織運営が難しくなる可能性があり、重要な業務プロセスは、①計画と業務管理②マーケティング③サプライチェーン④コンプライアンス⑤能力開発、などありますが、透明化を図る場合の注意点として
ルールづくりからはじめることは避け、ルールをつくる前に目的の焦点を明確化し、その実現性を考えます。すべてをマネージしようと考えるのでなく、マネージするべき本当に重要なことは何かを考えます。
役員になる課長の仕事力 P148(著:綱島邦夫/日本能率協会マネジメントセンター) ISBN 978-4-8207-1932-8 (¥1600E)
本当の重要なことを考えるニャンね!
組織活力
活力ある会社いいですよね、よく目が死んでいる社員ばかりや、組織全体にため息がでる現場を体験してきた者としては、なぜ上はわかってくれないだと良く思っていました。多くは、リソース不足と業務プロセスが掌握出来ていないことと、属人的な組織運営による事が大きいと感じました。
仕事の環境の構築、向上を常に考えることが大切なんだね。
③これからのビジネスに備える:今後のヒント
本質は、能率にこだわることになります。グローバル・マトリックスの理解「生産性×顧客軸(地域、市場等)」、人材の多様化、多様性の活用になります。
ここでは、グローバル化についての概念
世界地図を眺めながら、その上に広がる仮想空間を想像し、最も生産性と効率の高い事業モデル、オペレーションのプロセスを構想することです。
役員になる課長の仕事力 P170(著:綱島邦夫/日本能率協会マネジメントセンター) ISBN 978-4-8207-1932-8 (¥1600E)
本質は、能率ニャンね!
まとめ
外資系経営人材開発コンサルが教える役員になる課長の仕事力 (著:綱島邦夫/日本能率協会マネジメントセンター)を数年ぶりに読み返してみたら。
「無駄な会議をやめる」、「定時に帰る」、「資料をつくらない」、など一度は聞いたことがるのではないでしょうか? しかし、今読み返すと、当時では感じられなかった事を感じることができました。
本質は、「能率」へのこだわりでした。
本日も、最後まで読んで下り、ありがとうございました!
本日も、最後までありがとニャン!