組織改革の全てがここにある?
組織、チームについての本として
「多様性の科学」
(著:マシュー・サイド/Discover)
読んでみたら、とても詳しい事例で面白かった!
多様性の大切さがしっかりとまとめてありました。
同じ人、同じ考え方の人で集まり盲点となり、致命的な失敗を招くとても、怖いことですが
実例が細かく書いていてある!
例えば、CIAの話、登山家の話、サッカー、機長の話等、暗号、キャリーバック、生物進化、古代ギリシア人、太陽黒点、ダイエット、血糖値 など・・・大小とても沢山ありとても面白く興味深いです。
この本では何が分かる?
自分と異なる人と接する事で、
違う考えた方、行動に触れる価値の重要性が
実例を載せて科学的に説いている
多様性について
序列は必要?
組織の中で、完全な序列廃止は難しくある程度の序列(ヒエラルキー)が必要であるがリーダーが、支配的であるとせっかくの多様性の意味がなくなる!
とても、興味深く、その通りだなと
例えば、せっかく会社で、中途採用で新しい血をいれて、社内の活性化を促しても
リーダーが支配的だと、よくある同調圧力で、一元化の作用が働き結局は、その会社に染まってしまい、盲点が生まれ、失敗しやすくなるととても悲しいです。
尊敬型のリーダー?
尊敬型とは、心理的安全性が大切であり、お互い尊敬する事、周りが自由に判断して敬う
まわりの意見もしっかり聞いく姿勢を持ち、自分も学びつづけるリーダー
前回紹介した本で
「最強チームをつくる方法」とも通じるものがありました。
興味があれば↓読んでみてください↓
イノベーションを起こすには?
テーマが多様性ですが、発明、イノベーションの邪魔をするのは偏見であり。偏見、盲点を取ることは重要でになるます。その中、多様性がとても有効なもとしてイノベーションの2つの種類を説明しています。
生物の進化に例えて面白いです。例えるなら、自然選択型と自然交配型とくに、自然交配型の融合によるイノベーションの例が多く書かれていて面白いです。
体験と新しい知識の融合など、現状にとらわれると、結局は、盲点が発生
その対策として、新しい融合によるアイデア
また、アイデアがまた新しいアイデアを生む
その時、情報の共有がまた、新しいイノベーションをつくる
情報なので、物理的な限界がない
この例として (P198)古代、アテネの偉人のネットワーク集約図がのっていますがとても興味深かかったです。
エコ-チェンバー現象って?
初めて聞いた言葉でした。
同じ意見の人が集まり、コミュニケーションを繰り返し、
特定の意見が強化し合う現象らしいのですが
常に問題ではないが、歪んでしまうと危険
とても怖いですが、
人の信頼への隙きをついてくる
これも詳しく、事例を説明している
差別、カルト集団などです。
大局をみるとは?
人類の進化についての事例で
人類の優れているのは、多様性が土台にあった
多様性に富む文化、集合知の重要性
昔の数少ない尊敬できる部長は
10年以上前にも、多様性の重要を言っていた。
その時は、わからなかったが、
今なら少しは理解できる!
まとめ
「多様性の科学」
(著:マシュー・サイド/Discover)
を読んでみて、さすが科学と書いてある通り
とても、事例は多く、詳細で、読み応え十分です!
一個一個の事例がとてもためになります。
そして、多様性の重要性を上手くまとめています。
本日も、最後まで読んで下さり、ありがとうございました!!