個人事業主と法人を上手に活かした効率経営
(著:ルー大谷/セルバ出版)を読んでみたら!?
起業、副業を考えている人などは、知っていて損はない知識だと思います!
今日も、よろしくニャン! なにが効率的ニャンか?
ねこぱん、今日もよろしく! よ~し、どこが効率的か見てみよう~
この本でわかる事とは?
「個人事業主」と「会社経営」の2つ良い所を組み合わせる事で、最大限の効率を発揮する方法を、どのように実現していくかが分かります。
なんか、良さそうなのニャン!!
これから、見ていこう!!
方法:個人事業主の落とし穴?
よく、売上が少ない内は、個人事業主で、ある程度、売上の目処がたったら、税金士さんに相談!と書いてあったりするが、規模に関係なく、税金と年金の仕組みから、「個人」と「法人」を上手く兼用することが効率がいい事を教えてくれます。
税金と年金がポイントニャンか?
おっ! ねこぱん、なかなかいいね、この前のギャク漫画効果かな?
フリーランスより、会社員は社会保険がお得だったニャン!
前回、フリーランスの税金の漫画を紹介しましたので、よかったらどうぞ↓
法人の社会保険加入のメリット
法人から、役員報酬として、自分に受け取る時は、基本的に、「社会保険」の義務が発生する。まずは、個人事業主より、法人から、この社会保険のメリットを頂こう!
具体的な、数値は、国税庁のホームページを参考にするといいですが、報酬額によって、保険料に違いがありますので、役員報酬をなるべく低くするとお得になります。 また、家族がいる場合、配偶者などを扶養家族にすると、その分オトクになります。
法人のオトクな部分をいただくニャンね!
そうだね! 具体的な役員報酬も紹介しているよ
役員報酬を年間80万円以下に設定していると、
社会保険料が最も安くなります。
個人事業主と法人を上手に活かした効率経営 p22 (著:ルー大谷/セルバ出版)
なるほど、年間80万円以下の報酬ニャンね!でも、売上が多いと法人税がかかるニャンよ
うん、そうだね、だからここでは、100万円分だけ、法人の売上としてるよ!
わかったニャン!ここで、残りの売上を個人事業とするとで効率化ニャンね!
うん、でも注意が必要で、「行為計算の否認」の規定があるんだ。
なんなんですニャン?
そもそも1つの事業しか行っていない個人事業主がその売上を「都合よく」法人と個人に分配することは、「行為計算の否認」に該当するためできません。
個人事業主と法人を上手に活かした効率経営 p24 (著:ルー大谷/セルバ出版)
ええ~ だめだニャいか!!
うん、たしかにそうだね、ただ、別の事業で、別会計にして、しっかり分ける事が重要だよ。
法人は経費にできる範囲が広い
やはり、法人は経費にできる範囲が、広いことが、言われています。説明が出来ないと税務署に認められないので、法人側で計上するとよいとされています。
極端な例ですが、例えば、「不動産賃貸業」と「物販ビジネス」を法人の事業目的として入れてる場合には、「消耗品以外」については、ほぼすべて経費として計上することができるようになります。
個人事業主と法人を上手に活かした効率経営 p31 (著:ルー大谷/セルバ出版)
なるほど、経費はオトクにゃん!
うん、賢く学んで、きっちり節税し税金は払おう、脱税はよくないよ!
実例:初めはストックビジネス
「ストックビジネス」、「フロービジネス」聞きますが 著者の初めに失敗した起業からの想いがこめられています。 会社をやめるには、やはり、安定収入の足枷をどうにかしないといけない、その方法として、ストックビジネスが有効である
しかしながら、著者は、かなずしもストックビジネス信者ではなく、さまざまな事象に、変化についていくにはバランスが重要であると言っている。
ここでは、実際に行った2つ、太陽光売電事業と不動産賃貸業について、とても詳しく分かりました。
太陽光売電事業
太陽光発電は、住宅用、産業用があり、家の屋根にも、パネルを設置してあります。正直トントンぐらいではかなと思いました。ここでは、10kw以上の産業用が対象で、20年の買取期間をつかい、ある程度収益に見込みをつけて行っていいるものでした。 もちろんリスクがありますので、ビジネスとして最小限して、自然災害、設置場所、20年の売上予測精度等から、リスクを減らしていました。
減価償却という魔法
減価償却期間中は、毎年定額で経費にできるので、残存耐用年数のある間は長期的に節税して手元にお金を増やすことができます。
個人事業主と法人を上手に活かした効率経営 p82 (著:ルー大谷/セルバ出版)
減価償却は大切な節税対策ニャン!
そうだね、上手につかって、忘れずに計上しよう!!
不動産賃貸業
2つめの、ストックビジネスをして、不動産賃貸業を紹介していました。不動産会社や管理会社まかせではなく、自分で、指揮をとり利益を最大化することで投資ではなく、事業経営として必要な、財務、税金、会計などを学び、不動産会社や、銀行などと関係を構築していくという事で、
読んでいて、正直、「むちゃくくちゃすげーな!!」太陽光売電事業が、守りなら、不動産賃貸業は攻めの経営で、とても副業とは思えないレベルでした。ただ、ここまで覚悟を決めて、本気で取り組む事ができたらこそ成功したと感じました。
やっぱり、知識は大事ニャン!
そうだね!しかし、小さくてもいいから、経験を積み、小さい失敗から学びが大切だよ。
まとめ
個人事業主と法人を上手に活かした効率経営(著:ルー大谷/セルバ出版)を読んでみたら!?
この本で、個人事業主と法人の2つのいいとこを使い、経営を効率化する事がわかった、具体的には、法人で、社会保険関係で手厚くして、個人事業で稼いでいく事、法人は、役員報酬を年80万以下にすることで、社会保険料を最小にできるので、最小の法人と個人事業の組み合わせて経営を効率化する話でした。
実際の具体例の太陽光売電事業、不動産賃貸業で実際の行った方法、また、法人化の方法、確定申告など多く書かれていて、とても参考になります。
その中では、財務、会計、税金などの知識はほんと重要で、賢くないと損をしていします。とても細かく丁寧に数字もつかって説明され、かなりためになります。
本日も、最後まで読んでください、ありがとうございます!
今日も、最後まで読んで下さり、ありがとニャン!