なぜ、人は動かされるのか 影響力の武器 [第三版] (著:ロバート・B・チャルディーニ/訳:社会行動研究会/誠信書房)を読んでみた。
相手の武器を見極める事、知ること!これは、今の情報が溢れ出す世界で、意思決定の重要な指標になる!
今日も、よろしくニャン! 人はなぜ動かされるのか? ねこはマタタビニャン!
マタタビ好きなの? ねこぱん! 今日は、影響力の武器についてだよ!
この本で学べる事
この本では、6つの影響力の武器が使用され、どのように防衛できるかを詳しく解説
①返報性
②コミットメントと一貫性
③社会的証明
④好意
⑤権威
⑥希少性
この影響力の武器[第三版]では、訳者あとがきまで含めて、P447 あります。しかしながら、各章での、例が詳しく書かれていて、とても面白く読ませて頂きました。自分の経験なども照らし合わせると効果です。
少し頭をつかう本ですが、それに十分に見合います。知っている部分のありましたが、例題も多くあり、一つ一つがとても興味深く、改めて考える事で更に深みがましまた。また、時間が無い場合は、各章で、まとめ、設問等ありますので、そこだけでも読むことで時間短縮ができます。
6つも武器があるなニャンか?
そうだね、6つあるけど、単発での使用は少なく、実際には、複合でくるの事があり、でどれも大切だよ。
①返報性
結局のところ、返報性のルールは、それで正義がなされるのだとすれば、搾取の試みには搾取でお返しをすべきだと主張しているのです。
人は動かされるのか 影響力の武器 [第三版] P89(著:ロバート・B・チャルディーニ/訳:社会行動研究会/誠信書房) ISBN978-4-414-30422-0 (2970円)
返報性はとっても大切ニャン、まず知ることが大事ニャン
まずは、返報性のルールがあるって自覚することが大切だね! 相手の目的が分かり次第方針を転換できるように!
②コミットメントと一貫性
コミットメントと一貫性について、もよく分かります。自分で言ったことに関して、一貫性がないと、駄目ではないのか? 前と言っている事が違うのではないか? 他人の目を気にする事が一つ理由にあると思われ、人は体裁を気にします。
もちろん、一貫性がとても大事ではあるが、回避すべき一貫性も有ることを知ることが重要です。自分の心に素直に、自分でやりたくないと思った事にやらされていると気づいてたら、別に一貫性なんてどうでもいいのだ、やりたくないことをやる非合理性から自由になろう!
そうニャン! 変なこだわりはいらないニャン!
そうだね、しかし、コミットメントは、とても力があるので、自分の目標につかうといいよ!
以前紹介した、行動力の記事を紹介しますのでよかったらどうぞ↓
③社会的証明
社会的証明とは、ちょっと難しいですが、原理としては、
どんな考えでも、どれを正しいと思う人が多ければ多いほど、人はその考えを正しいと見ることになる。
人は動かされるのか 影響力の武器 [第三版] P208(著:ロバート・B・チャルディーニ/訳:社会行動研究会/誠信書房) ISBN978-4-414-30422-0 (2970円)
要するに、例えば、初めていくイベント会場で、道がよくわからない場合、同じ場所に行く時、多くの他の人が、向こうの道を歩いていっているならば、よく、後をつけていけばいいと思う事などないでしょうか?
この時、同じインベントに向かう人だと推定し、行動してしまうのではないでしょうか?
みんなで渡れば怖くないニャン!
ちょっと違う感じだが、まず、知る事が重要で、認識することが重要だね。
④好意
承諾を引き出そうとしてくる相手に対して過度の好意をもっていないかということに特に敏感になることである。
人は動かされるのか 影響力の武器 [第三版] P325(著:ロバート・B・チャルディーニ/訳:社会行動研究会/誠信書房) ISBN978-4-414-30422-0 (2970円)
好意は難しいニャン!
そうだね、その人の事は、一度切り離して、申し出の事のみメリット等を考え判断することを意識したほうがいいね。
⑤権威
ここでは、権威者からの有害な影響力から防ぐ2つの質問を教えてくれます。
「この権威者は本当に専門家だろうか」と、「この専門家は、どの程度誠実なのだろうか」である。
人は動かされるのか 影響力の武器 [第三版] P371-2(著:ロバート・B・チャルディーニ/訳:社会行動研究会/誠信書房) ISBN978-4-414-30422-0 (2970円)
つい、権威があると信じてしまうニャンよ!
そうだね、盲目的に信じないで、ちょとでも、自分自身に問いていみよう!!
⑥希少性
私も、手に入れる事できなくて、お店をハシゴした事がありますが、あまり欲しくないけど、売っていないと欲しくなる事ありませんか? 希少性がもつ力はとても強力です。
今でも忘れないのは、小学生のころミニ四駆が流行っていました。その中で、「アバンテ」なる車種があり、それは、新しいシャーシでとても欲しかったのですが、何店か回てもなく、売ってないほど、頭に血が上り欲しくなり、無駄にお店を探しました。数店回った先のお店では、抱き合わせ販売をしていました。それでも私は、少ないお小遣いで買ってしまいました。
希少性は、防衛が難しいのです。もう興奮してしまい周りが見えなくなる可能性があるからです。この本では、こそに注目しての対処法としては紹介しています。
希少性を含むような状況では、頭にカッと血が上がってしまわないように注意することを心がけるが、いいかもしれない。
人は動かされるのか 影響力の武器 [第三版] P426(著:ロバート・B・チャルディーニ/訳:社会行動研究会/誠信書房) ISBN978-4-414-30422-0 (2970円)
分かるニャン!希少性は怖いニャンね!
まずは、冷静になることが重要だね、静かに「なぜそれが欲しいの?」今でなくてもいいのでは?と 希少性が高いと価値が高いの当たり前なので、冷静になることが重要
まとめ
なぜ、人は動かされるのか 影響力の武器 [第三版] (著:ロバート・B・チャルディーニ/訳:社会行動研究会/誠信書房)を読んでみた。
相手の武器を見極める事、知ること!これは、今の情報が溢れ出すなでの、意思決定の中で、重要な指標になるります。
意思決定時の自動化 「カチッ・サー」は反応に注意し、反射的な意思決定になりやすいことを自覚し、自分で一度問い直す状況の中で、6つの武器(事柄)がある事を思い出してみましょう。
- ①返報性
- ②コミットメントと一貫性
- ③社会的証明
- ④好意
- ⑤権威
- ⑥希少性
本日も最後まで、読んで下さり、ありがとございました!
本日も最後まで、ありがとニャン!