「ドリルを売るには穴を売れ」(著:佐藤義典/青春出版)を読んでみたら
工場勤務で、技術系ならマーケティングなど何やら華やかなそうなイメージだけで実際には、よく知らない事があるのではないでしょうか? 私も、なにやら、言葉では聞いているが、「マーケティングが重要だ!!」等耳にはしますが、実際、マーケティングってなんなの?て事から、この本を読みました!! また今後、起業や副業するなら必要知識だと感じました!
今日も、よろしくお願いしますニャン! マーケティングって何ニャン?
よろしく! ねこぱん!今から、いっしょに頑張ろう~
マーケティングって何?
マーケティングって言葉で聞くけど実際の定義な何だろうと思いました。本書ではこのように説明されていました。
顧客に関するすべてのこと
「マーケティングとは何か」をひと言でいえば「顧客」関するすべてのこと、つまり「売ることに関するすべてのこと」だ。市場調査、広告制作、営業戦略、などすべてが含まれる。
「ドリルを売るには穴を売れ」P13 (著:佐藤義典/青春出版)
売ることすべてに関わるって幅広い定義ニャンね!
そうだね、この本では、4つの基本の理論からストーリー仕立てで面白く教えてくれるよ!
それは、楽しみニャン!!
4つの基本的な理論とは?
1:ベネフィット
まず、はベネフィット、顧客にとっての価値を示しています。この価値を、いかに高める事ができるのかが重要で、また、価値の側面で、値段を下げるなど直接的な価値ではなくとも、顧客の手間、時間、など減らすことも含まれる。
ベネフィット=顧客の価値、を考えることが必要ニャンね!
そう、自分が得られる価値が、払うお金、時間、手間等より価値がある時、人は買うんだ。
ベネフィットにも2つあり、機能と、感情の側面からわけられ、2つも重要、便利とか、早いが機能で、思い出、ステータスなどが感情となるね、価値とは、人間の欲求なので、よく言われるマズローの欲求理論だが、本書では、ERG理論から、修正して、生存欲求と社会欲求、自己欲求に分けて説明していた。
2:セグメンテーションとターゲット
セグメンテーションとは分ける事で、ターゲットはそのまま狙いですが、この2つはセットになり、求める価値は、顧客によって違うので、分ける事が重要になってくる、年齢、性別等また、心理や行動などによって分けるなど、考えてみたら、その通りで、10代で好きな事と30代で好きな事は違うし、スポーツ好きもいるし、アニメ好きもいる、インドア派、アウトドア派などさまざに分ける事ができる。分けたら絞る!
絞らなければ誰にもに売れない
「ドリルを売るには穴を売れ」P88 (著:佐藤義典/青春出版)
なるほど! 顧客を分けてから、絞るってターゲットを明確にすればいいニャンね。
顧客の求める価値を明確にするには、心理や、行動、または、統計等組み合わせて考えるのもいいよ。
あとここでも、強みが、自社の強みを生きるかなど、強みに関してもありましたので、以前、紹介した強みの見つけ方の記事もよかったらどうぞ↓
ちなみに、私のこのブログのセグメントは、20代、30代、40代の、男女(←やばい、絞りがたりない?)の社畜のように働いている人が、ちょっとでも、いっぽ(自分が少しでも自由と感じるような)踏み出すきっかけをあたえる書籍を全力楽しく紹介することで、少しでもきっかけを与える事がで、その人がいっぽ踏み出せる価値を提供できたらと考えています。
3:差別化
差別化、これは、競合より、高い価値を提供すること、私もよく、差別化商品の技術開発に関わって来ました。他社との差別化が主で、如何に小さく、特性、性能を上げるのかぐらいしかしていない状態でした。
本書では差別化の3つの軸を紹介
差別化の方法は、「手軽軸」「商品軸」「密着軸」の3つ。
「ドリルを売るには穴を売れ」P119 (著:佐藤義典/青春出版)
差別化と競合より高い価値を提供することニャンね
そうだよ、提供できる価値の差が差別化になるよ
4:4P(Product/Promotion/Place/Price)
4Pとは、製品、広告、流通、価格、の頭文字の事で、どのように、価値を提供していくのかをあらわしている。どれもマーケティングの現場では、必須であり、定番
「価値の提供と対価の集金」がキーワードになっていることに注意してほしい
「ドリルを売るには穴を売れ」P145 (著:佐藤義典/青春出版)
わかったニャン!!
今まで出てきた、ベネフィット、ターゲット、差別化、4Pの一貫性があることも重要だよ
まとめ
「ドリルを売るには穴を売れ」(著:佐藤義典/青春出版)を読んでみたらとてもわかり易く、物語も面白くマーケティングにつて4つの基本理論を学ぶことができた。
①ベネフィット
②セグメンテーションとターゲット
③差別化
④ 4P(Product/Promotion/Place/Price)
タイトルが、ドリルを売るには、穴を売れなので、てっきりドリル屋さんのストーリーかと思えば、全然ちがい、中堅商社の新規企画室の、売多真子(うれたまこ)とこ(うれたまちゃん)の、新規事業のパスタのお店をマーケティングの力で立て直すとても面白物語でした!
本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
今日も、最後まで、ありがとうニャン!!